センシュアルトーク<sensual talk>

官能的猥談 性ニマツワルエトセトラ

命をかける存在

ごきげんよう亀甲ウーマンです。

また些細なことで(些細な事と思っているのは私だけかもしれませんが)喧嘩をしました。

 

私の事を思って、様々な事を決断しているらしい夫ですが、

私はといえば、自分の言った事すら日々忘れていってしまいます。

感情的に発した(酔っ払っている時など)忘れてしまうような発言は、私にとっては取るに足りない事と思って欲しいのだけど、

夫はいつまでもその事を気にします。

そして、そのことについて、私を責めるのです。(気持ちは分かるけど、覚えていない)

 

自分の言葉に責任を持てと夫は言う。

 

もう何年もこの様な事を繰り返しているので、【私の感情的な戯言は意味がなく、夫は自分のするべき事をすれば良い】と諦めて欲しいのです。

そして結局、私に惑わされる事なく、自分のするべき事を選んでいるのです。

 

私は、

じゃあ全てが滞りなく進んでいるのだから良いではないかと思うわけです。

 

だけど、そのプロセスには夫の苦悩と、その想いへのリスペクトや感謝というのが孕んでいる様です。

 

もちろん、その想いは感謝を感じています。

 

その事で感情的になぜなるのか、私には分からなくなる。

 

俺の事どう思っているの?

と聞かれて私は言葉を出せなくなる。

自分の言葉に責任を持って発言しろと言われた後で、言葉が迂闊に出せなくなる。

 

だから夫に

「じゃあ、あなたにとって私は何なの?」

と聞いたら

 

「命をかける存在」

と言ったのです。

 

私はいうと…、自分の命を夫にかけるとは言えません。

命の選択に迫られたとしても、自分の命と引き換えに夫の命を選ぶかわかりません。

愛がどちらかが大きいとか、小さいとか、深いとか浅いとかではなく、

命をかけるとは言えないと思うから言わない。

 

これが自分の子供だったら言えると思う(いないけど、気持ちはわかる)。

 

だから、その想いには感謝しかない。

 

けれど私に命をかけないで、あなたが1番幸せな方をいつも最優先に考えて欲しいと私は願う。

私は自分にもそう願う。

 

そこがいつも私達のズレている所なのかもしれない。